超高層ビルの建築ラッシュ

本日の経済日報に広州、華南地域で最も高いビルとなる広州国際金融中心が今年１０月にオープンとの記事が掲載された。ちょっと調べたら、中国、香港、台湾の各大都市では超高層ビルの建築ラッシュ。「にょきにょき」立ってきている、というのが実感である。メモ代わりに以下、簡単に各地の超高層ビルのデータをまとめてみた。

ニューヨークのマンハッタンも1920年代～30年代にかけて超高層ビル建築ラッシュが起きたのを髣髴させる。建設には少なくとも１千億円規模の資金が必要なことから、中国等の新興国に資金が集中していることの象徴とも言える。

北京

北京国際貿易センター第三期

330m/77階/2009年

事業主:Kerry Properties

上海

上海環球金融中心

492m/101階/２００８年

事業主：森ビル

上海中心大厦

632m/128階/２０１４年竣工予定

事業主：上海市

南京

紫峰大厦

450m/89階/2009年

事業主:緑地集団

重慶

嘉陵帆影・国際経済貿易中心（動画）

455m/85階以上/2015年竣工予定

事業主：Shui On Group (瑞安集団)

広州

広州国際金融中心（その他の写真）

440m/103階/2010年竣工予定

事業主：広州市、越秀投資

深圳

平安国際金融中心

588m/115階/2014年竣工予定

事業主：平安保険

香港

International Finance Centre

415.8m/88階/２００３年

事業主：Sun Hung Kai Properties (新鴻基地産)、Henderson Land (恒基兆業地産)　他

International Commerce Centre

484m/118階/2010年竣工予定、既に一部開業

事業主：Sun Hung Kai Properties(新鴻基地産)、Henderson Land (恒基兆業地産)　他

台北

台北１０１

509m/101階/2004年

事業主：台湾企業14社