湖南省の省都、長沙市まで、とある案件の調査で出張をしてきた。昨年、広東省の広州と新幹線「武広高鉄(武漢と広州を結ぶ高速鉄道)」で結ばれ、広州北駅からほぼ30分に一本、2時間で結ばれるようになった。
広州北駅は、、、、とにかく遠い。広州の空港も郊外の異常に遠い場所にあるが、広州北駅も花都という地区にあり、広州市内からタクシーで1時間。今年には広州南駅が完成し、そうすると市内から便利になるだけでなく、さらには深圳と広州を結ぶ新幹線との乗り換えが楽になる。(現在、深圳~広州間の高速鉄路は広州東駅に到着)
そして、深圳から香港への2015年に乗り入れがされる予定(土地の収用をめぐって、香港の議会に相当する立法会で大揉めだが、、、)で、そうすると香港、深圳、広州、長沙、武漢までが5時間程度でむすばれることになり、経済的に一体化が進む。
湖南省と言えば、毛沢東の出身地で、内陸で沿海部の省に比べて比較的貧しい(深圳、東莞の工場の労働者は湖南省出身者が多い)、という漠然としたイメージしかなかった。