中国のGDP数値は、各省の数値を足しあげると、中国政府が発表している中国全体のGDPの数値を上回る、というおかしな状況がここ5、6年続いているそうだ(Market Watch記事)。中国のGDPの数字はおかしい、とよく言われる所以である。
中国経済を分析するエコノミストは輸出入の統計や電力発電量の統計を参考にしながら、実際の中国の経済状況について分析をするそうだ。電力の発電量は、各省が中央に報告する数値とは異なり、なかなかウソのつけない統計だから、ということのようである。
12月11日に11月の中国国家統計局から11月の月次の経済指標の発表とあわせて、発電電力量が発表された。
11月份国民经济主要指标数据(中国国家統計局)
11月の中国電力生産量は前年比+26.9%、4年ぶりの高い伸び=国家統計局(ロイター)
前年同期比で27%の伸びと聞いてたまげてしまった。これは本当なのか?という思いで、果たして、中国の発電量は欧米と比べてどれくらいの規模になっているのか、ちょっと調べてみた。
続きはこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿